・教頭として 2007年1月13日(土) 教頭人事が変わった。3月下旬に突然、教頭を任された。引継は、約20枚のフロッピーディスクだった。 行事をはじめとして教頭業務は学校運営全般にわたる。特に教員指導・管理、講師指導・管理は学校運営業務のなかでも最も重要な業務である。 学校は教員の質で決まる。どのような教員がいて、どのような授業・生徒指導をするかで決まる。 なぜなら、学校は人を育てる人材育成機関なのだから。良い教員を置き長く勤務してもらうことが学校として最大限に努力すべき点である。 そのためには、教員に対してある程度の待遇を確保し、教員自身の将来展望を保証する必要がある。待遇の悪い学校は、すぐに教員が辞めてしまう。 良い先生が辞めると生徒のやる気が無くなるという悪循環となる。生徒の退学率も上がってしまう。 教員も生徒もやる気をもってのびのびと学校生活を送ることできる私学だけが生き残っていくのである。 教頭は、教員を指導管理するだけでななく、学校の待遇について、教員の生活についても留意し、教員に長く勤務してもらうよう努力する必要がある。 私学としては、大学合格実績だけを考えた受験指導型の進学校の将来について今から真剣に検討していくべきである。 今後の保護者・生徒のニーズ、社会の要請をしっかり理解し、それを踏まえて「特色ある教育」を実施していくことが生き残るためのポイントである。 「特色ある教育」の内容は様々あると思うが、なかでも「キャリアデザイン」は必須項目となるだろう。 有名大学を卒業しても就職できない、就職しても「ミスマッチ」のため1年か2年で退職してしますケースが増加している。 保護者は高額な学費を長年支払ってきて、やっと子供が就職できると思ったら「非正規雇用者」であったり、「就職浪人」であったりする。 就職できたとしても数年で退職してしまったりするのである。 今「NEET」が急増している。現在の「NEET」の10年後・20年後はどうなっているのであろうか。 我が子を「NEET」にしないことが、保護者の願いでもあり、「NEET」を出さないことが社会の要請でもあり、私学の責務でもある。 「ミスマッチ」でない「正規雇用」の就職を実現するために「キャリアデザイン」の知識とスキルは不可欠である。 学生は卒業迄に最低限、小論文技能やIT活用技能や実用英語技能を習得して就職してほしいものである。 大学入学前に「キャリアデザイン」を構築することが「ミスマッチ」の防止策となるのである。 高校の3年間でしっかり生徒の「キャリアデザイン」構築をサポートすることが大切である。 教頭は上記のような責務を負った重要なキーマンなのである。自ずとすべきことが理解できるはずである。 人を育てる、教員・講師・生徒を育成することが教頭の主要業務なのである。 ![]() |